チキントラクターを使いたいけど、冬の雪がどうしてもネックとなる豪雪地帯。
もちろん小屋や農業用ハウスなどをお持ちで空いたスペースがあれば、活用できるんですが、なければ対策を練る必要がありますよね。
今回、私どもも8台のチキントラクターを格納できる小屋を建てることにしました。
寸法は4m弱×6m弱。
いわゆる雪囲いとして、草がなく雪に埋もれてしまう冬季の間はこの中で鶏に過ごしてもらおうということです。
D I.Y.が得意な方は、単管を使って冬囲いをする方法もあります。
MC-ACQというチキントラクターが4台入るちょっと大きいものですが、参考までにご覧ください。
使用しているのはクサビ足場というものです。
ご存知の方もおられると思いますが、単管のようなパイプ柱に同じく金属製の梁や腕木を叩き込んで組んでいくものです。
屋根を作ったら、鶏の世話に出入りする部分はシートを垂らしたり、
雪が吹き付ける壁は、合板などを吊るせるように加工しておくと、次のシーズンも簡単に組めますよね。
こちらは田んぼの中で、温かいシーズン、つまりチキントラクターが草地で稼働する季節は別の用途で使われています。
このように冬はチキントラクターが入るけど、夏は違う用途で使えるというのが理想ですよね。
一番上の画像は完成イメージですが、現在、ここまで進んでいます。
基礎はなく、草地に防草シートを敷き、所々、レベル調整しながらブロックを置いただけなんですが、屋根は透明のポリカ波板となります。
温かいシーズンは、育苗小屋となる予定なんですが、育苗が終わったら別の使い途も考えています。
なかなか敷地がないとできないことかもしれませんが、空いたスペースを有効利用することもできますし、雪がたくさん降る地域の方は参考にしていただければと思います。
また、この冬の様子もどんどんお伝えしたいと思います。