田植えイベント前日の様子です。
畝のように見えるのは草の山なんですが、これが長野工機農法。
この草の列と草の列の間に8列の稲を栽培することで収穫量が増え米の品質も上がるというミラクルが生まれるわけです。
そして、農薬や除草剤を一切使用しないために田植えが済んで水が入れられると、この草の山にいろんな生物が集まり、アイガモが放たれるまではそれを目当てに野鳥もたくさん集まってくる。
まさに生物多様性を尊重する農法と言えます。
先日まで田んぼの中でチキントラクターによる鶏耕を行っていたわけですが、そのエリアは種籾を直接播くいわゆる鶏耕と直播き栽培を組み合わせた実験をすることになりました。
そして、田植えと同時にアイガモの育雛がこの場所で始まります。
少し大きくなるまでは、この「大海原」には放たれませんが、アイガモの育雛ケージであり放鳥が始まると基地となるアイガモヤードを準備しました。画像の田んぼの中、右側に見えるのがそれになります。
今後もアイガモのひよこ、稲の生育、いろんな情報をこちらでお伝えしてゆきたいと思います。楽しみにしていてくださいね。