今年の最も寒い時期。昨日、20日の大寒を迎えることができました。
二十四節気(にじゅうしせっき)の「大寒(だいかん)」とは、一年で最も寒いとされる日で、そこから2月3日、立春までの期間を大寒期というそうです。そんな大寒の時期に食べることで、縁起がよいとされる食べ物が「大寒卵」です。
「大寒卵」とは、大寒の日に生まれた卵のこと。
昔、鶏は冬前に餌をたくさん食べて栄養を蓄え、冬本番になると卵を生まずにじっとしていました。そのため大寒の頃に生まれた卵には栄養がぎゅっと凝縮されていて、ほかの時期の卵と比べて1個あたりの栄養価が高かったと言われています。そんな背景から、大寒に生まれる卵は「大寒卵」と呼ばれ、縁起物として扱われるようになりました。
ちなみに、大寒の期間を3つに分けた七十二候の最後には「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」・・・
「とや」は鳥屋で、鳥を飼っている小屋。「とやにつく」は、鶏が卵を抱いて巣に籠ることを意味します。
現代では、品種改良された卵用種で生産管理され、卵は1年を通して栄養価にばらつきが出ないよう工夫されています。しかし、卵の栄養が貴重だった頃の名残で、今でも「大寒卵」は縁起物として人気があります。
大寒卵は栄養が豊富なため「健康運」や「無病息災」、また卵の黄身の黄色が特に濃くなることから「金運」の願いが込められています。
サップグリーン農場の卵もこの日は「大寒卵」と呼ばれ、たくさんご予約をいただいておりました皆様に無事、発送することができました。
立春までの「大寒期」の卵について、ご入用でしたら準備ができしだいお届けしますのでご連絡くださいね。
それから今年第一号のひよこが入りました。
チキントラクターと生体をご依頼いただいた方や、ひよこのみのご依頼など、ほとんどが予約を受けて準備した烏骨鶏となります。
いろんなご希望に対応させていただいておりますので、こちらもお気軽にご連絡くださいね。