今週は、テスト用に大きなチキントラクターを製作しています。
今年のひよこ達40羽が入る予定で接地面積は3坪弱。四畳半というところで、ちょっとした小屋の広さですが、面積としてはそんなに余裕があるわけではないので半日に一回程度の移動が必要かもしれません。
販売しているものも同じですが、耐久性を考え30年間腐朽菌の発生を抑えるACQ低温加圧注入を杉材に施したものを使っています。
一見、コストがかかるように思われるかもしれませんが、長期間、安心して使えるものとするなら間違いないものを選ぶべきポイントです。
大きくなるとそれに伴って重量が増えますし、重機や運搬車など機械動力による移動を条件とするのが現実的ですね。
複数の人力という可能性もありますので重量は基本最小限に抑えています。
また、パネル状に解体もできるようにしています。
重量を考えずに頑丈なものを作るのは簡単です。木材のいいところは、間違いなく柔軟性というところにあります。真っ平らな場所で使うものではありませんので、もちろんそのあたりも考慮するのは販売しているチキントラクターと同じところです。
このサイズ特有という部分では、上部に安価な防鳥ネットを採用したところでしょうか。
目合いは16mm。
野鳥との接触は鳥インフルエンザの対策としては極力避けなければなりません。
(放し飼いにもしていて言うのもなんですが、これにはある考えがありますので折を見て書きたいと思います。)
この防鳥ネットの上は、夏場には葦簀(よしず)などの日除けをしてやったほうがいいかもしれませんが、基本的に日光を浴び、風通しが良好であることを考えています。
この中に産卵室を作るか、別に寝床を兼ねた移動式の小屋を作ってドッキングするか、検討しながら進めています。
さて、どうなりますやら。楽しみです。