今日はひよこの温度管理について書こうと思います。
ご存知のように生まれたてのひよこたちは、自分で体温調節ができません。
母鳥がいない場合は、しっかり保温保湿が必要になります。
孵卵場から初生雛を引き取った直後からひよこ用に加工した樹脂製のケースに入れ移動。出張中もポータブルバッテリーなどで電源を供給しながらひよこランプとサーモスタッドで保温しています。
温度の目安は、このように言われています。
- 0~3日:33℃
- 4~7日:30℃
- 8~14日:27℃
- 15~21日:24℃
- 22日~:12~25℃
最初のうちは気温の影響も考えると、35〜39℃でもいいぐらいだと思います。
これまでにいろいろやってきましたが、個人的にはひよこの保温が必要なのは最初の10日間と考えています。
もちろん気温にもよりますので、地域の最高気温と最低気温は必ずチェックしたほうがいいでしょう。
じつは気象庁の観測所がすぐ近くなので、ほぼこのデータの通りです。
先日のデータを見るとこんな感じです。
今週末に寒の戻りがあるようで氷点下になる予報。
ですが、氷点下20度になる場所でもひよこたちは体温調節をしていましたし、寒暖の差がひよこを丈夫に育つこともわかりました。
なので、屋外の育雛舎に入れたまま育てる予定でいます。
過保護がだめな場合もある。
子育ては難しいものです。(^^)