新型コロナが猛威を振るっているまっ最中ですが、脅威なのは病原菌よりも“ヒト”だと感じるのは自分だけでしょうか。
年配の方にこんな話を伺いました。
昔、ある病気が流行した時、生活に利用する川があって、その流れに沿って感染者が続出したそうです。
新型コロナウィルスでいう密閉されたライブハウスとかカラオケボックスなどを拠点に新幹線やバスなどの交通機関によって地方へ拡がってしまった今回のようなイメージと似ていると感じます。
結果として相当な感染者数に達したそうですが、その中にいくつもの非感染世帯があったとか。
どんな世帯かというと、農家さんだけがまったく感染していないということがのちにわかったというのです。
じつは予想通りでした。
なぜなら農家さんは土に触れ、言ってみれば有用微生物群が生活の中であふれていたと考えられるからです。おそらく林業の方も同じかもしれません。
日の光を浴び、土に触れることを大事にしている私たちの自然養鶏というものは、理論ではなく長い間、鶏を見てきて必要なエネルギーがそこにあると感じているからですが、ヒトもまた日光を浴びることでビタミンを吸収できているそうです。
今回の新型コロナウィルスは、どんなものなのか分かりませんが、消毒と殺菌、もしくは抗菌処理製品に頼ってきたヒトの誤ちによって作られた「脅威」なのではないかと強く思う今日この頃です。
ひよこやチャンネルでも今日の鶏の様子をご紹介していますが、鶏に限らず自然界から学ぶことはたくさんあります。
そこに数多くあるヒントに気付くことができるかどうか、でしょうね。
今日は全員が産卵したこの子たち。やっぱりヒトも鶏も健康が第一です。