『ドック式防獣網』という裏メニューをご存知でしょうか。
カタログに載せていないので、時々紹介しているインスタや実際に使われているのをご覧になって、ご依頼いただくことが多いのですが、こちらの映像でチェックしてみてください。
あらかじめ移動する場所にチキントラクターの底網を置いて、そこにチキントラクターをはめ込む形で設置しています。
今回は白い樹脂製の網。目合いは25mmで、イタチにも安心なサイズです。
もう一度、こちらの映像を考えてください。
最初にその底網をどこから持ってきたんでしょう。笑
この映像のように設置すると底網だけ次の場所に持っていくことができません。
もちろんそこで取り外せばいいわけですが、チキントラクターの中で草や虫を食べ、しっかり砂浴びをさせてあげられるのが、この『ドック式防獣網』となります。
少し慣れる時間が、ニワトリにもヒトにも必要なんですが、チキントラクターにニワトリが入ったまま移動もできます。
さて、砂浴びがしっかりできるというメリットがありながら、なぜ標準仕様にしないのか。少しお話ししておきましょう。
通常のチキントラクターには、ステンレス製の溶接金網(100mm目合い)を底に固定しています。
もちろんキツネなどが穴を掘っても内部に侵入できない、獣害に遭いにくいことが一番の目的であるのですが、ほかにも
①長い草も食べやすい
鶏よりも丈が長く育った草をチキントラクターで薙ぎ倒して溶接金網で押さえておくことで鶏がその草を食べやすくなるわけです。
②凸凹予防
適度な砂浴びをすることができるけど、鶏自身がどんどん深く掘ってしまうところまではできないので、地面が凸凹になってしまいません。
と、メリットがあるんです。
ドック式防獣網か溶接金網か。
お使いになる場所や条件によって、選んでいただけるといいでしょうね。
気になる方は、いつでも気軽にご連絡いただければと思います。