ご存知だと思いますが、弊社のチキントラクターは、30年間、腐って朽ちてしまうことがない防腐処理を施された木材で作っています。
「ACQ注入材」とか「ACQ防腐処理材」なんて、ホームセンターで見られたことがあるかもしれませんが、私どもでは表面に防腐剤を塗布したものではなくて、内部まで浸透させることを専門業者に依頼しているんです。

中には30年も持たなくてもいいという方がいらっしゃいますが、30年も持たなくていいので10年にすると安くなるかというご質問をいただくこともあります。
私どもも闇雲に高価な製品を販売するつもりはありませんので、確かに10年仕様ができると安くなって、より多くの方に購入を考えていただけるのではないかと思っています。

ただ、ここで考えていただきたいのは、30年間という目安は木材の品質です。それで作られているものだから30年壊れないということではないんですね。
ですから30年間壊れないための工夫は、材料の品質以上に工夫が必要なんです。

ご経験がある方はお分かりだと思うのですが、目的は獣害を防ぐことが第一です。

先日、チキントラクターをお使いの方から鶏小屋をD .I.Y.で作ってみたいから、設計や材料の調達のご依頼をいただきました。
草や土の上に置いて使うことを考えると、とくに木材の腐れとそれに集まるシロアリの被害をどう考えて置くかが一番大切で、場合によっては、そのシロアリが住宅に蟻道を延ばす可能性を考えるとしっかり考えておきたいですよね。

30年も腐らない木材なんて、きっと高価に違いない。そう思われるかもしれませんが、とくにこのご時世です。ウッドショックの中で、私どもは材木屋さんで木材を買うのとは違う用意の仕方をしています。
お見積もりはもちろん無料。ご興味のある方は気軽にご連絡いただけたらと思います。