これまでにあまりご依頼を受けたことはないのですが、私どもの裏メニューのひとつに“小型ケージトラクター”と呼んでいるものがあるんです。
小型ケージでありながら、もちろん屋外に愛する鶏ちゃんを24時間出しっぱなしにすることができるための防獣性があって、接地面(底)が網になっていて地面をつっつくことができるものです。
このサイズのチキントラクターの接地面の網は、樹脂製です。
キツネの獣害実験を経て採用となったものですが、少し細かい目合いであることで、鶏が踏みながら過ごすことになりますので、とくにこの時期のように日照によって熱せられる金属を避けたものになっています。
標準のチキントラクターと同じ木材を使用しておりますので、もちろん30年の耐久性と、杉の持つ調湿性や断熱性で快適空間を守ります。
屋根は取り外し式にもできる構造で、ビス4本をはずせば上からもメンテナンスがしやすくなります。
今回は、この小さなチキントラクターに卵用種が3羽、入ることが決まっていて、条件的に狭いイメージがありますが、自宅横の畦畔で上手に放してあげたりしながら、ここでいかに不自由さを最小限に過ごしてくれること、しっかり産卵スペースがあることを考えて準備させていただきました。
なぜここが開けられるのか。
それは実際に感じとっていただこうと思います。 ^ ^
N様、有難うございました。
かわいい3羽を健やかに育ててあげてくださいね。