皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
もう考えたくもない禁句を頭に浮かべながら、今日も書かせていただきます。笑
さて、
厳しいシーズンですが、暑いのが苦手な子たちがやってきましたのでご紹介させていただきます。
暑いのが苦手なのはニワトリならみんな同じなんでしょうけど、この子たちは特別熱がこもりやすい体質・・・。
SNSではすでに紹介していますし、すでにお気づきの方もおられると思うのですが、ブロイラーです。
ブロイラー。いわゆる肉用種ですね。
スーパーのミートコーナーの鶏肉の代表的な鶏種、チャンキーです。
今回は肉用として飼育するのではなくて、その温厚な性格と立派な体格をより自然に近い形で育てていこうというわけです。
食べて食べて食べ続ける鶏なので、うちではふだん使わない配合飼料で体づくりをしてもらいつつ、巨体を支える足腰を鍛えるべくスパルタトレーニングを始めています。
ブロイラーということで生育が早く、ほかのひよこと一緒にしておくわけにはいかないのですが、ブロイラーの本場、肥育の養鶏場では、さらに徹底された飼養管理のもとでさらに倍のスピードで大きな肉に育てているとのこと。
なんでしょう。不自然な現実がそこにあって、私たちが大好きな焼き鳥とか唐揚げとか、そこで主役となる鶏肉が「作られた」肉のように思えて、なんとも言えない気持ちになります。
私たち日本人は大昔と違って、今は農耕民族です。
でも牛も豚も鶏も魚も、肉は食べる。つまり米や野菜以外にも自然からのエネルギーに助けられてるわけです。
でも、狩猟民族ではないので、狩りをして肉を手に入れるのは一般的ではない。
農耕文化の中に生きて、農に携わっておられる方も全員ではないですよね。
結局、みんな産直市場とかスーパーでお金を出して買う。
動物から生命を奪うのは人がやってくれるからそれでいいとか。
野菜や米には顔とか感情がないからその生命を感じることもないとか。
自分の生き方が全てで正しいとは思ってないんですけど、いつから人間ってそうなってしまったんかなぁと。
時々、思うんです。