ホームページのリニューアル期間中も相変わらず全国各地からたくさんのお問い合わせをいただき感謝申し上げます。
ユーザー同志でも有益な情報を共有できる「自然養鶏ネットワーク」を含め、作って売るだけでは終わらない私どものお客様との信頼関係に関心を持っていただけるようで今後も続けていかないとなぁと感じているしだいです。
さて、今日は面白いことを書きますよ。笑
たかが鶏小屋。されど鶏小屋。
チキントラクターが生み出すものは除草効果と新鮮な卵だけではないと考えています。
鶏が快適に過ごせることの先にはまだまだ思いもよらないものがあるのではないか。
そんなことを常に考えています。
これまでにほんとにたくさんのお客様に恵まれて、納入後も皆さんとお付き合いさせていただきながら使い勝手を含めて導入後のうれしい感想に励まされてきたことに感謝しかありません。
MC-ACQというものが出来上がったのはむしろ、お客様の要望があったからこそ“完成形”という位置付けにあるのではないかと思っているわけです。
さぁ、そのSAPGREENが次に発表するフルモデルチェンジはどんなものか・・・。
若干、プレッシャーを感じつつ密かに開発を進めております。
伝統工法から生まれたものは見た目、実用性ともにバランスがいいと思っていますが、さらに次に求められるものは何か。もっと楽しく使ってもらえるものとは?
チキントラクターで鶏を『ちゃんと飼う』と人が集まることはこれまでのお客さんからの情報でわかっています。
集まった人がそれを見て、さらに楽しめるものとは。
楽しめるものとは?
これがキーワードです。
あまり模型の段階で、構造計算もできてない状態で公表することはないのですが、これからテストを重ねカタチにし、防獣性能の実証実験を重ねていきたいプランをあえて発表したいと思います。
テンセグリティ構造という構造力学によって生み出される絶妙なバランス。と言ってもイメージするのは難しいかもしれませんが、模型だとこのようなものになります。
わかりますでしょうか?
こっちの方がわかりやすいかな。アプリを使って合成してみました。
ご覧の通り、フレームだけの模型で屋根や産卵室などは作ってないんですが、四隅の柱がありません。もちろん実際は屋根があって産卵室もあって今のラインナップと同じ要素は含むわけですが、この模型では四隅と中心付近に釣り糸(PE5号)があるだけで、上部のフレーム構造物は宙に浮いてる状態です。
屋根が宙に浮いてる鶏小屋。
面白くないですか?
止まり木が屋根側に接続されていると、鶏が止まり木に乗り降りするたびに屋根に集まったスズメたちを追い払うぐらい揺れるんです。
ワイヤーを張るなどコストはどんなものかわかりませんが、強固に作るという発想を少し違う目線で考えるとそこにメリットが見えてきます。
と、模型を作るまでは簡単で、現実はここからクリアしていかなければならない難題が出てくるのでカタチになるのかどうなのか、、、。
さて、どんなチキントラクターが現れるのか。乞うご期待ください。
年内を目処に頑張りたいと思います。