毎日、鶏を放し飼いにしているといろんな表情を見せてくれます。
こちらは何やらいい場所を見つけた子たち。
そろそろ冷たい風も吹き始めているので、風が遮られてあたたかくて気持ちよさそうです。
とにかくいろんなところをうろちょろしますが、除草剤や農薬の残っていそうなところはわかっているのか、そもそもよその土地を認識しているのか。
柔らかい草のある場所はやっぱり気持ちいいみたいですよ。
パートナーを亡くしたブラマーの雄“KING”もお気に入りの場所に毎日出かけています。
雌鶏たちもKINGがいるとちょっと安心なのかな。
そして、ひとりっ子で過保護に育ったモコちゃん。
おばさまグループにだいぶ馴染んできましたけど、落ち着かないのか、私がいるところに様子を伺いにやってきます。
久しぶりに仰向けに抱っこしてやると、なんと爆睡、、、。
足を伸ばして赤ん坊みたいですよね。
卵も販売させていただいてるんですが、コントロールして産卵率をあげるということはどうも嫌で、あくまでもいいものをじっくり食べさせて健康を維持するのを重要視しています。
こういう放し飼いの時なんかに見せてくれる自然な姿からいろんなことを感じるんですが、鶏だけに限らず動物というものは、どの子も種を残すことに思ってる以上に一生懸命なんでしょうね。
もちろん「走る遊ぶ食う産む」が彼女たちの仕事なんですけど、うちの鶏たちには卵を産むだけじゃなくて、できるだけ自然に過ごさせてやりたいなぁと思うんです。
ヒトと大きく違いを感じるのは、鶏たちは自然を壊さないということ。
やはりどう考えても鶏から学ぶことは多いですね。