身近なところでの環境を思う意識はとても大事ですよね。
最近では廃棄プラスチックの問題が伝えられ、それに対してコンビニのスプーンやフォークのプラスチック使用量が少なくされたり、コーヒーショップのストローが紙で作られていたりするのを目にするようになりました。
個人的には、そもそもストローを使わないようにしてはいけないのか、なんて考えてしまいますけど皆さんはいかがでしょうか。
昨日は、私どものチキントラクターの特性のひとつでもあるACQ注入材が入荷いたしました。
もうご存知の方もおられると思いますが、ACQの注入は、天然由来の銅など金属成分も利用して木材の防腐性能(不朽菌の抑止)を30年間も保ってくれる防腐処理で、動物や植物、その他生態系に影響がないことや、殺菌効果もあるというものなんです。
身近なところではホームセンターなどでも扱われてたりするんですが、「注入」ではなく「塗布」であることが多いので、残念ながら効果は低いと言えます。
あとはコロナ禍でのウッドショックが騒がれていますが、私どもは材木屋さんで材料を仕入れておらず、植林や伐採など山を管理する現場に声をかけて、指定寸法に製材されて、注入業者で精度良く防腐処理したものを用意しています。
お客様のご契約をいただいてから着手する受注生産ではありますが、材料が届くまでどうしても3週間程度はかかるんです。
今回は山口県の周防大島で活躍するチキントラクターとなるんですが、昔から縁のある山師(森林作業士)のつながりで地元周防大島の森で育った杉の木を材料に加工して準備ができました。
地産地消であることの最大のメリットは、暮らしに循環を生み出すことだと思っていて、それは思っている以上に発展的なものとしていろんなことに影響を与えるということを感じています。
つまりチキントラクターでしっかりとしたスタイルで鶏を飼い触れ合うことは、単に除草がエコであることや美味しい卵を与えてくれるだけじゃなくて、いろんなメリットが生み出してくれるということです。