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TOP > 自然養鶏にわとりブログ > PHFと自然養鶏(鶏のエサについて)

PHFと自然養鶏(鶏のエサについて)

2020.07.12
新着情報

私たちは“チキントラクター自然卵”という名称で鶏卵を販売しています。
日本で採用されているバタリー飼いや、それに対して平飼い、放し飼いといった養鶏スタイルは皆さんもご存知かと思います。順番に比率でいうと95%、4%、1%だそうです。
鶏舎の広さ(1羽あたりの占有面積)や鶏舎の構造、鶏の行動範囲などで区分されるものですが、EU(欧州連合)などではバタリーケージは禁止されていて、ほかにいくつもあるケージ飼いそのものも廃止の方向にあるそうです。

アメリカのスーパーでは、ケージフリーや有機飼育などの卵がずらっと並んでいるのが当たり前だったり、同じくヨーロッパでは鶏がどういう飼育方法で卵を産んでいるのかがわかるようにパッケージなどに表示されているそうです。

さて、

うちのチキントラクターはどういう区分になるのか。
ケージ飼いと言えばケージ飼いなんだけど、鶏は常に草の上にいる。
チキントラクターの接地面積で羽数を調整すれば、間違いなく平飼い以上の状態にできる。常に放し飼いとはいかないが、農場の栽培期間以外は、開放して外に出す期間がある。
広大な面積で放し飼いと言ってもその周囲を野獣の侵入などを防ぐネットフェンスで囲まれていることが考えられるけど、うちの場合、囲うものがない農場に完全に放している。

正直、日本や海外の規格はどうでもいいと思っているんですが、チキントラクターは、アニマルウェルフェアとしての福祉養鶏のツールという位置付けにはなると考えています。

一般的に知られていないと思いますが、鶏にもそれぞれ個性があって感情を豊かに表現して生きています。
それを蔑ろにして効率性と低価格の実現を目的にその鶏の一生を採卵だけに利用する飼育方法を日本だけがやっていることが、残念でしかありません。

数十万羽を効率良く密飼いにして、給餌給水などは自動化。
効率良く卵を産ませるための配合飼料には、密飼いのデメリットといえる病気への対策として抗生物質やビタミン剤を加える、、、。

密とウィルス。東京と新型コロナと被るのは私だけでしょうか。

要するに現代日本の養鶏には、鶏を健康で丈夫に育てて、良質な卵をいただくという考え方がないわけですが、それをヒトに置き換えると恐ろしくなりませんか?

長い間を経て近代の「食」がヒトをダメにしてしまったということを強く感じてならないのです。

本題についてですが、畜産向けに輸入されているトウモロコシのうち、「収穫後の残留農薬の影響への対策がなされたもの」という規格がPHF。Post Harvest Freeの略です。

養鶏場でも使われてるところもあるでしょうが、実際はコストがかかるためほとんど採用されていないようです。

この「収穫後の残留農薬の影響への対策がなされたもの」・・・

良心的に思える内容ですが、栽培期間はどんな量の農薬をふりかけてるんだろうって思いません?
惑わされないようにしたいですよね。

犬や猫、小鳥などのペットフードも同じだと思いますが、愛鶏にホームセンターやペット用品店の配合飼料を使われている場合、完全にやめるのが難し胃かもしれませんが、なるべく自分でエサとなるものを集めて配合飼料を減らす努力をされるなど、工夫をされたほうが鶏も喜ぶし健康に育ってくれると思います。

畜産飼料の国内自給率はわずか14%で、それ以外は輸入に頼っている現状です。
うちの鶏もそうですが、農薬まみれで育てられた米や野菜は食べません。養鶏場の鶏も仕方なくそれを食べるしかないんだと思います。

自分をそこに置き換えて考えるとゾッとするので、今日も一生懸命エサを作ってるしだいです。

まったくこの手の話題は、考えるだけどイライラすることが多いのでこれ以上は考えないようにします。笑
決して私どもだけが正しいとは思ってはおりませんが、情報のひとつとして参考にしていただけると幸いです。

「チキントラクター自然卵」は、この時期の鶏を映像で紹介することにしました。
もちろんPHF不使用です。
映像には映っていませんが、近海の魚のアラなどを定期的に調達して与えてたりします。ヒトが管理してエサを与える時点で自然ではなくなってしまうという考え方もありますが、あるべき自然養鶏の姿を追求して、「ヒトと自然のいい関係」を築いていきたいと考えます。

 


草の上にいてもエサは必要? 鶏の健康と安全でおいしい卵のために。。。

ちなみに市販されている配合飼料の成分は、1Kg.あたり

代謝エネルギー 2800 kcal
粗たんぱく質    16 %
カルシウム    3.4 %
その他、無機質、ビタミンなど

卵用種のメスの場合、一日に必要とするのは、

エネルギー量  308 kcal
たんぱく質      18 g.
カルシウム     3.8 g.

ということです。
配合飼料の場合、1羽あたり110g.が目安となり、鶏自身が食べられる量から考えると確かに効率良く構成されているといえます。

鶏卵販売について。

「栄養よりもまず甘さに驚いた。」
「一度食べたらやめられない。」
「贈り物として喜んでもらってる。」

そんな感想をいただいている私たちサップグリーンの卵は、数種類のラインナップをご用意しておりクール便で全国エリア対応させていただいております。

興味をもっていただいた方はメールでご連絡いただきますと鶏卵販売の資料を添付して返信させていただいておりますので、下記アドレスまでお気軽にご連絡ください。

『循環型創造スタイル:SAPGREEN』
hiyokoya@icloud.com

 

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