冬になると雪国かそうでないかに関わらず、生活が変わりますよね。
私どものように屈指の豪雪地帯では、驚くほど冬にお金がかかります。
こんなところに移住する方々もいるんですが、正直、メリットよりデメリットをよく知らないで実行される方も少なくはないようです。
雪国ではない所との違いはたくさんありますが、少し書き上げてみましょう。
まず車がないと生活はできませんからスタッドレスタイヤは必須。冬の前と終わりにタイヤ交換が必須となります。ホワイトアウトとなる場所もありますが、市街地では除雪もしっかりされていて車での移動は比較的簡単ですが、積み上げられた雪の山で死角が増え、注意が必要です。
ウォッシャー液は凍結させないよう原液で使用しますが、融雪剤などの影響でびっくりするほどフロントガラスが汚れますから相当量必要になります。そして、駐車中に車に積もった雪を落とすスノーブラシと呼ばれる道具も必要。融雪剤はかなり車のシャーシへの影響があるので車自体が長持ちしません。
それから普段の生活にはスノーダンプや除雪用のスコップ、雪かきの道具、防寒防水の服装、スノーブーツや防寒長靴などがないとかなり厳しいです。
灯油や薪、電気・ガス。とにかくエネルギー消費量は半端な量ではありませんし、雪国だからといっても自治体によって補助金などの仕組みには大きく差がありますが、大きな地方都市でなければそれは期待できません。地区に参加するための区費はかなり高額だったりするので最初に調べておくことがおすすめです。
例えば市街地では年間3,000円程度の区費が、郊外になるとその10倍なんてことは多々あります。
いろんなところにお金がかかりますが、屋根の雪おろしもそのひとつ。
そして何よりも、豪雪で仕事にならないのはまだマシで、まったく仕事にならないというパターンもありますので、基本的に冬の雪にメリットはないと思っておいて正解です。
ちなみに鶏の飼養についても、特別な対処をしない限りは良くないことだらけです。
もし雪国で養鶏をされる場合、調べておきたいのは冬季間の平均日射時間です。やはり鶏への影響はかなり大きいです。
よく気温を心配される方がいらっしゃいますが、鶏は氷点下10℃でも卵を産みます。どちらかといえば夏の猛暑の方が問題となることが多いのです。
私どもは長年、【エネルギー消費量】というものと向き合いながら建築や木工に携わってきました。
現代社会の中で脱エネルギーと健康的な暮らしのバランスをいかに保つべきなのかというポイントを考えてきたということになります。
エネルギーを使う暮らしの中で、少しでもエネルギー消費量を抑えるアイデアの引き出しはたくさん持っているつもりですが、一度にやると効果がはっきりわかっていいのですが、年1回の工事を3回に分けて進めることをお勧めしています。
築200年の古民家でも対応いたしますのでお気軽にお声がけください。
例えば、寒いからストーブを増やしたりするその前にご連絡いただくのが吉となることが多いです。
イニシャルコストとランニングコストをしっかり見積もって比較することが大事ですね。
サップグリーン農場では、冬の準備が、ようやく終わりそうです。
近いうちにYouTube、更新させていただきますのでご覧になってくださいね。
大阪のお客様のペキンバンタムは烏骨鶏のグループに入りました。