皆さん、こんにちは。
こんな拙いブログを読んでいただいてる方がいらっしゃってほんとに感謝しております。
全国各地の多くの方に私どものチキントラクターをお使いいただいて、新型コロナのニュースを見るたびにその地域のお客様の顔を思い浮かべながら心配したりしています。
大自然の中で人間だけが不自然な生き方をしてるんじゃないかと思うことがあります。
自分が正しいとは思ってないんですが、今回の新型コロナウィルスの猛威にヒトはなす術もなくただただあたふたしてるばかりです。
オリンピックを延期して新型コロナに打ち勝って最上級のお祝いの儀式にしよう?
それでもヒトはトップにいようとするんだなぁとなんと言いましょうか、気持ち悪く思ったわけです。
どこかに何かしらヒントがある。
鶏さん、教えてくれんかな。。。今日もそんな一日です。
さて、
今日は私どもがチキントラクターを作る際に主材として使っているACQ注入材について、なぜ、コストがかかるのにそれを使っているのかということを少しお話ししたいと思います。
今日の画像は、広島県のお客様の裏庭に置かれたチキントラクターです。
どちらもMC-ACQの特別仕様となります。
飼養されてるのは烏骨鶏。もふもふでかわいいですよね。
このACQという防腐剤、動物や植物にまったく害がない鉱物系の薬剤なんです。これを国産の杉に低温加圧注入したもので作ってるんですが、なんと30年もの間、腐朽菌の発生を抑えてくれます。
つまり自宅付近でチキントラクターを設置してもシロアリの心配は無用。そして、高い耐久性をもたせるために弊社ではビスなどいわゆる釘金物の全てをステンレスのものを使っています。
木が腐りはじめるのがどういうところからなのか、ご存知でしょうか?
じつは木材と木材が当たる面からなんですよ。つまり見えないところに雨水などがしみ込んで、それが例えば真夏日のもとでも乾かず腐っていくんです。
一年半ほどお使いになったチキントラクターの底をばらしてみるとこんな感じです。
濡れている部分もありますが、腐っていないのをお分かりでしょうか。
杉やサワラの木は軽くていいんですが、そのままだと早い段階に腐れが発生します。
大きなデメリットですよね。
木が腐ると同時にガスが発生します。
ACQ注入材を使用することでCO2の発生を削減できるメリットもあるわけですね。
ご予算に合わせて製作する場合、私どもは重要な部位だけでもこの材を使用することをおすすめしています。