九州のほうではすでに春一番が吹いたそうですね。
さぁ、いよいよ温かい季節がやってきそうです。とはいえ、昨年も3月に入ってから最後にどかっと大寒波が大雪を降らせた新潟県ですので油断はできません。
すでにご存知の通り、チキントラクターの材料は、30年間腐らせないための防腐処理をしています。ACQ注入材ではありますが、注入方法には特別な手法によって内部まで薬剤を浸透させています。
市販の塗布されたものと比べると、効果が大きく実際に腐朽菌の発生を長期にわたって抑えます。
動植物に無害な天然由来の防腐処理であることも大事なんですが、それ以外にもメリットがいくつかあるようです。
私ども循環型創造スタイルSAPGREENの春一番は、このACQ注入材の入荷です。
冬季間、仕事ができないということもあるので、周囲に何メートルもの積雪があっても春の準備は、ストレス解消!笑
いやいや、そうではなくて、冬があるからこそ、春のワクワク感はすごいんですよ。^ ^
兵庫県の業者さんで注入され、入荷するのは、その翌日です。
一見、軽そうに見える杉の木材は、かなり薬剤を含んで膨らんでいる状態なんです。そして、嘘のように重いです。
この状態のまま加工してしまうと、出来上がった状態で板やフレームが縮みますので、大きな割れが発生します。
完成しても30年の耐久性を持たせるには、木材が呼吸できる構造を作ってゆくのですが、まずは、風雨に晒しながら乾燥させなければなりません。
全ての結束をほどいて隙間を開けながら風が通るように立てかけます。
この状態でしばらくの間は、奥のほうと手前のほうを入れ替えたりしながら、乾かす作業になります。
今年は積雪で真っ暗にならずに済んで、それだけでも鶏たちは健康を保ってくれているように見えます。日光を浴びるのは大事ですね。
さぁ、どんな春がやってきてくれるのか、楽しみで〜す♬