若い烏骨鶏と成鶏になったばかりの鶏たちです。
同じ敷地内にいてもこれまで会ったことがない子たちはお互いを不思議そうに見つめます。
言ってみると烏骨鶏の雛は小学生、たくさんいる鶏たちは新成人といったところでしょうかね。
生物多様性の土の上でみんな丈夫に育ってくれました。
秋空の下でみんなピカピカ輝いてるように見えるのは親バカというものでしょうか。笑
住んでる地域に鶏がいることでコミュニケーションが生まれるというメリットがあります。
例えば私どもの圃場には“小さな飼育員さん”が親子で散歩の途中に寄ってくれたりするんですが、自然な形でお母さんとお子さんがいっしょに食について考えたり、情操を養われたりすることにつながっていると感じます。
雛のかわいい姿や雄鶏の勇ましい姿は、我々大人でも感動させられるわけですから子供さんの心の中にはより大きい存在ではないでしょうか。
そしてまた、私たちもそんな近所のお子様の成長が楽しみでね。いつまでもご縁に感謝しながらやさしい“にわとりのおじさん”でありたいと思うわけです。
つい先日も保育園に通う女の子とのコラボで卵のラベルに新しいものを加えたんです。
なんともやさしい雰囲気でうちの鶏たちの卵にぴったりなものになりました。
小さなお子さんの文字は、もはや「書」、アートそのものですよね。
「もみじ」を見た時に、その文字が微笑んでいるようで素晴らしいなぁと感動しました。
それぞれの鶏をイメージしたアクションペイントも描いてもらって卵の形にして図案に取り入れたわけですが、いかがでしょうか?
店頭でいろんな方に見ていただいて、私どもの取り組みに関心を持っていただけたらと思います。
鶏の素晴らしさとか、チキントラクターのこととか、栄香が高くおいしい卵とか。いろんなことをやっていますが、何よりもより多くの方にお伝えしたいのは、
自然に健康にお互いさま、おかげさま。そして、お世話さま。
そんなものがあれば、何があってもみんなで支え合って生きていけるんだよ。なんてことかなぁと…。