だんだん気温が下がってきましたね。
新潟県十日町市は、いつも通りの短い秋の途中というところでしょうか。
鶏たちのために作り続けているヨーグルトも固まらない時季となりました。
やっぱり夏が通り過ぎていった寂しさがある季節ですよね。
むさ苦しい夏の炎天下も冷たくておいしい夏の食べ物も、楽しい思い出が深く刻まれれた分、その反動というものなんでしょうか。
そして、もう1便あるかないかわかりませんが、おそらく本年最終便の材料が入りました。
来週チキントラクターと鶏を導入して始めたいというお客様の分になります。
長い間、お打ち合わせをさせていただき、ご希望される安心できる環境を整える設計図が頭の中にできました。
ぜひ楽しみにお待ちいただければと思います。
いつもご検討中の皆様にお伝えしていることがあるのですが、それは、業者としてはどうかと言われるような内容になるんですが、全ての物事に旬のようなタイミングがあるということです。
私どもの仕事でいうと、木材を扱いますが、その木が山で育ち伐採されることも“切り旬”なんて言い方をしますが、ちょうどいい時があるんです。
詳細を書けばほんとに長くなりますので控えますが、山の中にある原木が「材」となるまでのそれぞれの過程は、材となって建築や家具、もちろんチキントラクターなどの鶏舎として、どれだけ長く生き続けるかということにおいて、とても重要です。
もし鶏を飼うならこのタイミング。現在飼養中の生体を救うのであれば直ちに。
誤った愛護精神は、基本人間の自己中心的な感覚で、実際に整体にいいことが何一つないということも考えるべきでしょう。
つまりその子(鶏)にとってのタイミングを考えること。
それから飼い主が何を信じようが、生体には全く関係ないものです。
とにかく解放してやったほうがいい。そんな飼い主もいるでしょうか。
誰が自由で安心できる空間を要旨してあげるのか。誰がその子を守ってあげられるのか。というより、代弁者になれるのか。
私どもは鶏が健康に成長し、飼い主様と豊かな関係であるためのお手伝いに何ひとつ厭うことはありません。全面協力いたします。
ですが、そういうことを考えない。あるいはめんどくさい。という方は、どうぞ鶏を飼わないでください。
私ごとですが、スケジュールの都合上、既に冬支度を始めております。
「災害級」という言葉がピッタリ当てはまるような豪雪地帯の冬が、また来ます。
鶏たちへの思い、どんな冬が来ても守る責任。そんなものを今はしっかりスタンバイして確かめています。