家に鶏やペットがいると旅行とか出張で数日の留守ができないと思われる方が多いですよね。
確かに犬が家にいると散歩に行くのが日課だったりしますし、一般的ではないかもしれませんが、馬がいると走らせることは必須で運動できないことが、犬よりもストレスになると聞いたことがあります。
そういう場合も含め鶏にとってのストレスというものがどんなものなのか。数日間の留守ができる方法などを少し考えてみましょう。
まずチキントラクターでの飼養の場合によくあることですが、真夜中に獣が来るとストレスで数日の間は卵を産まなくなります。
運動不足というものについては、飼い主さんがいる時はケージから出してあげたりすると喜ぶことは間違いありませんが、運動不足からのストレスというものはあまりないようです。
あとはエサと水については、一時的に与えなくても、鶏が死んでしまうことはありません。
母鳥が雛を孵す時、3週間もの間、飲まず食わずで卵を抱き続けるというのは極端な例かもしれませんが、10日程度はエサと水がなくても大丈夫で、むしろ鶏の健康管理という目的で養鶏農家さんは意図的に給餌給水を止めることもあるんです。
なかなか鶏という生き物をわかっていないとできないこともあるんですが、土や草の上のチキントラクターでは多くの心配を解消できることは間違いありません。
環境さえ整えてあげれば3泊程度の旅行や出張などの場合も鶏がいても大丈夫ということになります。
もちろん私どものチキントラクターは、そういう設定で作っています。
そういう私自身も来週一週間、出張が入ってて約70羽の鶏はお留守番の予定です。
留守中に世話を協力してくれる方がいても普段どおりのことをやってもらうのは難しいと考えておくべきです。
普段どおりというのはエサの時間とその量だけじゃなく与える人が同じであることが鶏にとってとても大事だったりするんです。
ご家庭においてチキントラクターで5羽とか10羽程度であれば、ご近所さんの関心のある方にお願いできるといいですよね。お世話になるお礼としておいしい卵なんて喜ばれますよ。
鶏を通じてお世話になることでたくさんのコミュニケーションも生まれて親交を深めることにもなります。
飼いたいのは山々なんだけど、とにかく心配・・・とおっしゃる方には1ヶ月単位でのレンタルもやってますし、購入されたとしても、どうしても解消できない問題が出てきたという場合は、私どものほうに引き上げることも可能です。
おそらくそういう心配事よりもたくさんのメリットを感じていただけると思っていますが、何があるかわからないですし、私どもとしてはなんでも気軽に声をかけていただける立場でありたいと思っています。