鶏を飼いたいけど、ニオイの問題が、、、とおっしゃる方が多いです。
確かにペットというより畜産という部類と捉えると「ニオイが強い」という印象がありますよね。
で、実際にどうかというと、チキントラクターでの養鶏は、犬や猫と同じかそれよりもニオイません。
個人で飼う10羽程度の鶏小屋でも確かに強烈なニオイはあるでしょうけど、その原因の多くはこぼれ餌の腐敗とか籾殻や稲藁などの敷き材が湿ってカビが発生しやすいこと、さらに床がコンクリートだったりするとなおさら土中に分解するものが分解できず腐敗してゆく過程で強烈なニオイを発するわけです。
草や土の上に鶏がいるだけでもまったく条件が正反対となりますが、移動できるチキントラクターの場合、いかに違いがあるのかは、実際にチキントラクターに鶏が入ってるのをご覧いただくのがいいでしょう。
時々ご紹介している“ひとりっ子”の烏骨鶏。
私どもではひよこの頃から新鮮な草を刻んで餌に配合しています。
草をよく食べる子に育てるのが目的ですが、鶏はチキントラクターの中で草を食べて、そこで糞をしますよね。
その糞がどうなるか。
糞が落ちた瞬間からおそらくミミズのや微生物によって分解が始まっていると考えられます。その結果、ニオイが発生しないということにつながるわけです。
糞を分解すると同時にミミズや微生物は元気になる。分解したものは堆肥そのもので栄養豊富な土となって農産物だけでなく草も育てるということになります。そしてそれをまた鶏が食べるという循環が生まれるわけです。
野菜クズや生ゴミを堆肥化するコンポストもうまくいけば臭わないわけですが、それとまったく同じことじゃないでしょうかね。
気になる方はぜひ、ニオイを嗅ぎに来てください。いつでもウェルカムです。笑